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買い占め行動もなく、食料品の供給は十分

(サウジアラビア)

リヤド発

2020年04月27日

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で、一部の国では外出規制などを受けた異常な食品などの買い占め行動などが報道されているが、サウジアラビアの少なくとも首都リヤドでは、4月26日時点ではこうした行動は見うけられていない。

4月23日の日没から2020年のラマダン(断食月)が開始した。ラマダン月には例年、コメや小麦粉、砂糖、油などの食品の消費が高まり、購買量が増加するのだが、そうしたラマダン需要にも対応すべく、市内の食料品店には例年と変わらない豊富な品ぞろえが見られている。

写真 例年どおりラマダンの飾りつけが施された豊富な品ぞろえの市内スーパー(ジェトロ撮影)

例年どおりラマダンの飾りつけが施された豊富な品ぞろえの市内スーパー(ジェトロ撮影)

新型コロナウイルスの感染者数が増加し始めた3月初旬は、リヤド市中でも使い捨てマスク、消毒ジェルの品薄が目立ったものの、食料品については、政府当局が早い段階から在庫不足や価格高騰に非常に神経をとがらせてきた。外出規制下でも、食料品および関連の物流業務は治安、医療分野と並んで重要セクターとして位置づけられ、活動が許可されている。

当地主要各紙では、市内の食料品店には十分な食料の供給や在庫がある旨、写真付きで再三報じられてきた。強いて言えば、卵が品薄な店では、在庫があっても「1人当たり1パックまで」に制限されているが、その他の食材は問題なく手に入り、外出規制などによる不安が引き起こす買い占め行動にはつながっていない。

写真 卵売り場に貼られた1人当たり1パックまでの案内(ジェトロ撮影)

卵売り場に貼られた1人当たり1パックまでの案内(ジェトロ撮影)

当地で感染が拡大し始めた3月17日には、アル・カサビ商業相自らがリヤド市内北部の食料品小売店を訪問し、十分な食料品の供給があることを確認する様子も当地経済紙「アル・エクティサーディーヤ」で報じられていた。

(柴田美穂)

(サウジアラビア)

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