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EU27カ国の2月の失業率は前月比で横ばい、ユーロ圏では0.1ポイント改善

(EU、ユーロ圏)

ブリュッセル発

2020年04月08日

EU統計局(ユーロスタット)の4月1日の発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、2月のEU27カ国全体の失業率(季節調整済み)は、前月から横ばいで、6.5%となった。ユーロ圏19カ国の失業率は、前月から0.1ポイント改善し7.3%となった(表参照)。失業者数の変化を前月比でみると、EU全体で6万2,000人、ユーロ圏では8万8,000人の減少となった。なお、各加盟国による新型コロナウイルス封じ込め措置導入は翌3月以降だったため、2月のデータには反映されていない。

表 EUおよび加盟国の失業率

2020年2月の失業率を加盟国別にみると、チェコが2.0%と最も低く、スペインが13.6%と最も高かった(ただし、最新データが未発表のギリシャは、2019年12月時点で16.3%)。

また、キプロス(6.0%→5.8)とポルトガル(6.7%→6.5%)では0.2ポイントの改善がみられた。

このほか、スペイン(13.7%→13.6%)、フランス(8.2%→8.1%)、イタリア(9.8%→9.7%)、ラトビア(6.5%→6.4%)、マルタ(3.4%→3.3%)、オランダ(3.0%→2.9%)、スロベニア(3.7%→3.6%)、クロアチア(6.3%→6.2%)の8カ国で、ともに0.1ポイント改善した。

一方、オーストリア(4.3%→4.4%)、デンマーク(4.8%→4.9%)、スウェーデン(7.1%→7.2%)の3カ国ではそれぞれ0.1ポイント悪化した。

2020年2月のEU27カ国全体の若年層(25歳以下)の失業者数は、273万4,000人で、このうち225万8,000人がユーロ圏19カ国の失業者だった。若年層の失業者数を前月比でみると、EU27カ国全体では1万2,000人、ユーロ圏では7,000人の増加となった。

若年層の失業者数を加盟国別にみると、フランス(56万1,000人、若年層失業率19.5%)、スペイン(49万2,000人、30.9%)、イタリア(46万3,000人、29.6%)が引き続き大部分を占めた。フランスでは若年層失業率が前月から0.4ポイント改善したものの、スペインでは前月比で0.1ポイント悪化した。

若年層失業率が最も低かったのはチェコとドイツ(ともに5.3%)で、最も高かったのはスペイン(30.9%)だった(最新データ未発表のギリシャは2019年12月時点で34.7%)。

(大中登紀子)

(EU、ユーロ圏)

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