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新型コロナウイルスの影響で、2020年のGDP成長率は1.9%に下振れと予測

(ケニア、アフリカ)

ナイロビ発

2020年04月07日

ケニアのウフル・ケニヤッタ大統領は4月6日、新型コロナウイルスの国内感染者が最初の確認から約2週間で158人に拡大し、死者は6人と公表した上で、国内の都市間の移動を制限するよう命じた。また、5日には保健省と運輸・インフラ開発省が、3月26日から実施中の国際旅客線の運航停止措置を4月6日からさらに30日間延長するとした。3月27日から施行されている夜間外出禁止令(2020年3月27日記事参照)も継続している。

米国コンサルティング大手マッキンゼー・アンド・カンパニーは4月3日、ケニアで新型コロナウイルスの感染爆発が発生した場合、2020年のGDP成長率は5.2%から1.9%に大きく下振れ、GDPは約30億ドル減少するという試算を発表した。GDP減少の要因として、家計と民間支出の減少を指摘し、ほかにも機械や化学品などサプライチェーンの乱れ、観光業の縮小を挙げた。感染爆発が抑制できない場合、GDPの損失は約100億ドルに上るという。新型コロナウイルスによるアフリカ経済の損失は、想定するパターンにより900億~2,000億ドルとしており、2020年のGDP成長率は最大で8ポイント下落すると予想している。

アフリカ各国は早い段階で政権による強いリーダーシップの下、外出禁止令や国境閉鎖など対応を講じている。ケニアは、感染確認から約10日の時点で国際線の運航を停止した(2020年3月25日記事参照)。政府の発表から停止までの時間は、わずか約78時間だった。アフリカ各国のリーダーシップがウイルスまん延を封じ込められるか注目される。

(久保唯香)

(ケニア、アフリカ)

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