イラン暦新年からの最低保証賃金など発表

(イラン)

テヘラン発

2020年04月17日

イラン労働最高評議会は、イラン暦新年(1399年:2020年3月20日~)からの最低保証賃金などについて、4月14日付で文書を発表した(注1)。

これによると、新年からの新規雇用者の最低保証賃金は、前年比約21%増の日給:61万1,809リアル(約3.9ドル、注2)、月額:1,835万4,270リアル(約117.7ドル)となる。

継続雇用者については、賃金を15.0%増加させ、加えて日給に3万338リアルを加算して支給する必要がある。また、前年の最終日以前に1年間雇用されている労働者には、さらに日給5万8,333リアルが加算される。

このほか、食事手当は月額400万リアル、子供手当は月額子供1人当たり183万5,427リアル(最大2人分で367万854リアル)に改定された。住宅手当も月額200万リアル程度になる見込みだ。

(注1)詳細はイラン協同組合・労働・社会福祉省ウェブサイト(ペルシア語のみ)PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)で確認可能。

(注2)為替レートは4月14日付市場レート(1ドル=15万6,000リアル)を適用。

(中村志信)

(イラン)

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