韓国政府、登録外国人の在留期間を3カ月延長

(韓国)

ソウル発

2020年04月16日

韓国の法務部は4月9日に地域社会での新型コロナウイルス感染の拡大を防止すべく、法務部長官の職権により在留期間満了が5月31日以前である約6万人の登録外国人の在留期間を、元の満了日から3カ月延長すると発表した。

同部は、個別申請なしに在留期間が自動的に延長されることから、全国の出入国・外国人庁の事務所や出張所を訪問する外国人の数が大幅に減少するため、感染拡大に一定の効果があるとしている。

また、関連法令上、法務部長官の職権による延長が困難である非専門就業(E-9)ビザ、船員就業(E-10)ビザの在留資格保持者は今回の措置の対象外となるが、同部は「非専門就業(E-9)ビザ、船員就業(E-10)ビザの在留資格保持者は、オンライン申請、雇用主の代行申請を積極的に活用してほしい」としている。

〔諸一(ジェ・イル)〕

(韓国)

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