マカオ向け日本産家禽肉の輸出が可能に

(マカオ)

香港発

2020年04月06日

農林水産省は3月31日、マカオ当局と日本産家禽(かきん)肉の輸出条件について合意し、4月1日から条件を満たした日本産家禽肉のマカオへの輸出が可能になったと公表した。輸出可能な日本産家禽肉は、以下の主要条件3点を満たすもの。

  1. 輸出検疫証明書発行日から起算して、21日以内に鳥インフルエンザの発生がない地域由来の家禽肉であること。
  2. 人の食用に適するものであること。
  3. 輸出認定施設にて処理されたものであること。

農林水産省動物衛生課の担当者は「今回の合意によって、香港、カンボジア、ベトナムに続き、マカオへの家禽肉の輸出が拡大することを期待したい」と述べた。

輸出条件の詳細は、「マカオ向け輸出家きん肉の取扱要綱外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」(厚生労働省)または動物検疫所外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますウェブサイトで確認できる。

(前田久紀)

(マカオ)

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