政府が日本を含む外国との間の帰国便情報を発表

(ロシア)

欧州ロシアCIS課

2020年03月27日

ロシア外務省は3月25日、外国とロシアの間の帰国便情報を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。政府が3月27日よりロシア発着の国際航空便の運航停止したことを受けたもの。情報は順次更新されており、3月26日時点では、日本、東南アジア、欧州、CIS、北米、中南米、中近東地域(注)の36カ国からのフライト情報が掲載されている。

在日ロシア大使館は3月26日、日本発のフライトについて、アエロフロート・ロシア航空が東京発モスクワ行きを3月27日、28日、29日に時刻表通りに運行すると明らかにした外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます。S7航空は、成田発ウラジオストク行きを4月9日まで運行(3月29日まで成田空港発、3月29日~4月9日の間は羽田空港発)、東京とハバロフスク、東京とノボシビルスク、大阪とウラジオストク間の運行はチャーター便となるとし、日本発の航空便はロシア国籍者しか搭乗することができない。アエロフロート傘下のオーロラ航空は3月26日、3月30日~4月30日の間、日本への航空便の運行を一時的に停止すると発表している。

在ロシア日本国大使館の発表(3月26日)によると、日本航空(JAL)は3月28日にモスクワ発成田行きを、全日本空輸(ANA)は3月27日、30日にウラジオストク発成田行きの運行を、ロシアに滞在中で日本への帰国を希望される日本人のための便として運航するようだ。

(注)アルバニア、ベラルーシ、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブラジル、英国、ベトナム、ドイツ、ドミニカ共和国、エジプト、スペイン、イスラエル、アイルランド、イタリア、カザフスタン、カナダ、カンボジア、中国、キルギス、ラオス、モルドバ、オランダ、UAE、オマーン、ペルー、米国、トルコ、トルクメニスタン、ウクライナ、フィリピン、フィンランド、フランス、チリ、スリランカ、エチオピア、日本(ロシア語のアルファベット順)

(齋藤寛)

(ロシア)

ビジネス短信 d8cd74e011635fe1