自動車の生産、販売、輸出がいずれも急減

(韓国)

ソウル発

2020年03月18日

韓国の産業通商資源部は3月13日、「2020年2月自動車産業月間動向(暫定)」を発表した。それによると、2020年2月における韓国の自動車産業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による中国産部品の調達不足、消費心理の委縮などで、前年同月に比べ生産、国内販売、輸出ともに減少した。

生産は、一部の中国産部品の調達不足、新型コロナウイルス感染者の発生による一時的な生産ラインの中断などにより、前年同月比26.4%減の18万9,235台となった。

国内販売は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた消費心理の委縮などで、前年同月比18.8%減の9万7,897台だった。

輸出は、生産ラインの中断による生産台数の減少により、前年同月比25.0%減の12万3,022台にとどまった。

なお、エコカーに関しては、国内販売は前年同月比16.2%減の6,341台、輸出は0.3%減の1万4,649台だった。

〔諸一(ジェ・イル)〕

(韓国)

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