2月の自動車生産・輸出台数、再び前年同月比マイナスに

アルゼンチン自動車製造業者協会（ADEFA）は3月4日、2月の自動車国内生産台数（大型トラック・バスを除く）が2万6,133台だったと発表した。前年同月比では20.0％減となった（図1参照）。1月は前年同月比でプラスだったが（2020年2月17日記事参照）、再びマイナスに転じた。

自動車生産をセグメント別でみると、乗用車は8,999台（前年同月比26.5％減）、商用車は1万7,134台（16.1％減）となった。

2月の輸出台数は1万8,115台となり、前年同月比6.8％減で再び減少に転じた（図2参照）。また、2020年1～2月の輸出台数は2万6,806台で、そのうち64.6％に当たる1万7,329台がブラジルに輸出されている。次に多い輸出先は中米・カリブ地域（パナマ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、キュラソー、ドミニカ共和国、プエルトリコ、グアテマラ、バハマ）で2,391台（8.9％）、コロンビア2,138台（8.0％）、ペルー1,939台（7.2％）と続く。なお、2カ月間の輸出台数は、前年同期比で28台の減少となる。

（津下みなみ）