1月の自動車販売、前年同月比25.62%減

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2020年03月03日

アルゼンチン自動車販売代理店協会(ACARA)によると、1月の自動車国内販売(新車販売登録)台数(重・軽商用車とその他大型車を含む)は、4万4,717台(前年同月比25.62%減)となった。販売不振の要因は、引き続く高インフレに伴い新車価格が高騰していることや、高金利により自動車購入資金の調達が困難となっていることなどが挙げられる。

メーカー別の実績では、フォルクスワーゲン(VW)7,619台(シェア17.3%、前年同月比20.2減)、ルノー5,942台(13.5%、24.4%減)、トヨタ5,474台(12.4%、36.5%減)、フィアット5,039台(11.4%、9.9%減)、フォード4,870台(11.0%、37.7%減)と続く。そのほかの日系メーカーでは、日産が1,656台(3.8%、16.1%減)、ホンダが1,001台(2.3%、37.7%減)となっている。なお、車種別では、2019年に年間販売台数が最も多かったトヨタの商用車ハイラックスがほかの乗用車を抑えて、1月も引き続き販売台数が最も多い(2,602台)。

(紀井寿雄)

(アルゼンチン)

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