2019年の産業活動指数、前年比2.1%減で2年連続のマイナス

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2020年03月03日

アルゼンチン国家統計センサス局(INDEC)PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)は2月21日、2019年12月の産業活動指数が前年同月比0.3%減と発表した(図参照)。2019年通年(1~12月)では前年比2.1%減となり、2018年(2.6%減)に続き2年連続での減少になった。

図 産業活動指数の推移

12月の指数を産業別にみると、2019年9月以降大幅な減少を続けていた漁業が13.5%増となった(表参照)。電気・ガス・水道は3.7%増だった。商業は1.6%増となり、消費に改善の兆しがみえる。一方、建設業は8.0%減、金融仲介業は9.8%減と、引き続き大きく落ち込んだ。

表 産業別の産業活動指数(前年同月比)

(津下みなみ)

(アルゼンチン)

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