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2019年の自動車生産・販売台数、5年連続で減少

(台湾)

中国北アジア課

2020年03月02日

業界団体の台湾区車両工業同業公会によると、2019年の台湾の自動車生産台数は前年比0.8%減の25万1,304台、販売台数(輸入車含まず、輸出向けを含む)は2.7%減の25万1,557台となった。これで5年連続で生産台数、販売台数ともに減少した。

図 台湾の自動車生産・販売台数の推移

2019年の生産台数をメーカー別にみると、トヨタと日野自動車が出資する1位の国瑞汽車(構成比41.7%)は前年比3.1%増の10万4,761台、2位の中華汽車(19.7%)は4.8%増の4万9,448台とそれぞれプラスに転じた一方、3位の裕隆汽車製造(15.0%、注1)は減少幅が縮小したものの、11.1%減と引き続きマイナスで推移している。4位の台湾本田汽車(12.1%)は昨年の13.1%増から15.1%減とマイナスに転じた(表1参照)。

表1 台湾のメーカー別自動車生産台数

2019年の販売台数25万1,557台のうち、台湾域内における販売台数は87.1%を占めた。国瑞汽車(構成比33.2%)、中華汽車(21.6%)、裕隆汽車製造(18.2%)の上位3メーカ―は前年に引き続き減少した(表2参照)。4位の台湾本田汽車(13.9%)は15.5%減とマイナスに転じた一方、5位の福特六和汽車(7.9%)は前年比29.6%増とプラスに転じた。

表2 台湾域内のメーカー別自動車販売台数

輸入車のシェアは台湾域内の総販売台数の47.7%

自動車市場関連の業界サイト「U-CAR」によると、表2に含まれない輸入車の販売は前年比6.4%増の20万9,949台、総新車販売台数(輸入車を含む)の47.7%に達した(注2)。輸入車の販売は引き続き堅調に推移している一方、台湾製自動車の販売は依然として不振が続いている。

構成比1位(23.9%)のトヨタは前年比50.9%増の5万249台、2位(13.9%)のメルセデス・ベンツは0.3%増の2万9,255台となり、順位に変動はなかった。3位(10.6%)のレクサスは25.2%増の2万2,295台となり、前年から順位を1つ上げた。マツダ(7.3%)は35.2%減の1万5,368万台で5位だった。

「U-CAR」によると、2020年は排ガス規制や自動車安全検査基準など政策の変更により、新車への買い替えが大幅に推進される1年になると見込んでいる。

(注1)生産台数には日産との合弁の裕隆日産汽車なども含む。

(注2)U-CARウェブサイト「2019年12月台湾自動車市場販売報告」(2020年1月2日)から。

(嶋亜弥子)

(台湾)

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