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マレーシアの新型コロナウイルス感染者29人、日本からの渡航は検査強化対象に

(マレーシア)

クアラルンプール発

2020年03月03日

マレーシア保健省は3月1日、マレーシア国内における新型コロナウイルス感染者数が29人に増加したと発表した。内訳は、中国人15人、マレーシア人11人、米国人1人、日本人1人、イタリア人1人となっている。2月27日および28日に感染が確認された3人のうち、2人は1月から2月にかけて日本に、1人は2月にイタリアに渡航歴があり、日本に渡航歴があったうちの1人はマレーシア在住の日本人だった。感染者のうち、22人は既に回復、退院している。

韓国の一部地域からの入国を停止

マレーシア保健省は2月28日より、感染者数が3,000人を超え、中国に次いで感染者数が多い韓国のうち、大邱広域市と清道郡に過去14日以内に渡航歴のある韓国人と外国人の入国を一時停止した。マレーシア国民および雇用パスなどの滞在許可を持つ外国人については、過去14日以内に同地域への渡航歴があっても入国禁止にはならないが、保健省による検査を受ける必要がある。また、韓国に加え、イタリア、日本、イランからの入国に関しては、特別入国管理カウンターが設けられ、検査が強化される。

他方、出国に関して、保健省は1月23日から、マレーシア国民に対して中国への渡航自粛の勧告を出していたが、2月28日からは勧告の対象に韓国、日本、イタリア、イランを追加した。

今後の状況を注視

韓国からの入国に対する措置は、同国内での患者数急増を考慮したものとみられ、今後の状況次第では、日本を含む感染者数上位の国も一時的な入国禁止措置が取られる可能性もあり、渡航に当たっては保健省のウェブサイトを確認することが望まれる。

他方、毎日30万人超が往来するシンガポールとは、新型コロナウイルス対策のための合同作業部会を設置し、2月25日に第1回会合を開催した。今後、両国保健省を中心に、マレーシア南端のジョホールバルとシンガポールとの国境での検査強化や、感染者を確認した際の対策などにおいて緊密な協力体制を整える方針だ。

(田中麻理)

(マレーシア)

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