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チェコ、イタリアからの帰国者を対象に14日間の強制隔離を執行

(チェコ)

プラハ発

2020年03月12日

チェコ保健省は3月7日、緊急措置を発表し、イタリアでの新型コロナウイルス感染者拡大状況、および国内感染者がイタリアからの帰国者に集中している事実を鑑み、3月7日以降同国から帰国するチェコ在住者(チェコ国内における就業者、あるいは90日超の滞在者である外国人を含む)に対して、帰国後、すぐにかかりつけの医師(かかりつけの医師がいない場合は一般の診療所)に連絡することを義務付けた。報告を受けた医師は、報告者に対して14日間の在宅隔離を指示する。

アンドレイ・バビシュ首相は3月6日、隔離の指示に従わなかった者に対しては、公共保健法に基づき、最大300万コルナ(約1,400万円 1コルナ=約4.7円)の罰金が科せられる可能性があると述べた。同首相は同時に、隔離対象者は病欠補助金受給対象となることにも言及している。

ただし、トラックの運転手、救急隊員、あるいは出発の準備時を除き、機体から離れない航空機パイロットは、イタリアに滞在したとしても、症状が認められない限り、上記隔離義務は適用されない。

なお、政府の3月6日付プレスリリースによると、イタリア滞在中のチェコ国民の数は1万6,500人とされている。

保健省は、新型コロナウイルスに関して3月4日、5日、6日にも緊急措置を発布しており、これによりレスピレーターマスク(FFP3型)の販売と手の消毒液の非生産者による輸出が禁じられた。マスクに関しては、医療従事者、警官、消防士などへの供給を確保するため、国内保健機関、社会福祉機関、国家機関などに供給先が限定されている。また参加者数が5,000人を超える集会を開催する場合、州衛生局に事前に報告することも義務付けられた。

3月7日には、イラン人に対するビザ発給停止も決定されたほか、チェコ・ラジオ(3月9日付)によれば、3月9日より10ヵ所の国境地点で、健康状態のチェックがランダムになされることも決定された。

3月9日時点の保健省のデータによると、チェコ国内で新型コロナウイルス感染検査を受けた人の数は928人で、うち38人に感染が確認されている。

(中川圭子)

(チェコ)

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