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米ロサンゼルス郡で新たに6人の感染者、カリフォルニア州も緊急事態宣言

(米国)

ロサンゼルス発

2020年03月06日

米国ロサンゼルス郡は3月4日午前、全米での新型コロナウイルス感染拡大と、域内で新たに6人の感染者が確認されたことを受け、緊急事態宣言を出した。また、カルフォルニア州で新型コロナウイルス感染による初の死亡例が出たことを受けて、ニューサム州知事は同日午後、感染拡大に備えて緊急事態宣言を出した。

ロサンゼルス郡の公衆衛生当局は6人の感染経路について、1人は感染した旅行者との接触から、2人は郡外に住む陽性の家族との接触から、残る3人は一緒に北イタリアを旅行したと発表した。

会見に参加したロサンゼルス市のエリック・ガルセッティ市長は「今回の緊急事態宣言はパニックによるものではなく、あらゆる変化に対応できる手段を取るための備え」と述べた。同市長室の発表によると、宣言への署名により市長は郡衛生当局との協働が公式に可能となり、供給品の購入を迅速にし、新型コロナウイルス対策に必要な州および連邦の資金を利用しやすくなる。ガルセッティ市長は緊急時にも不可欠なサービスを提供できるよう、市の各部署に事業継続計画の更新を指示した。

ロサンゼルス郡に隣接するオレンジ郡では3人の感染例が確認されており、同郡は2月26日に緊急事態宣言を出している。同郡アナハイム市で3月4日から行われる予定だった「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ウエスト(NPEW)2020」が延期され(2020年3月5日記事参照)、3月10、11日に開催予定だった税関国境保護局(CBP)主催のトレードシンポジウムも延期が決まるなど、イベントの延期や中止が相次いでいる。

在米日系企業からは「日本を含む感染拡大地域への出張が社の方針で禁止されているだけでなく、日本から来る出張者との面会も、米国社内や米国取引先からはリスクとみられるので、取引先であっても断らざるを得ない状況だ」との声が聞かれる。米国の取引先に面談を申し込むと、2週間以内に感染拡大地域から来た人に会ってないか確認される例もあるという。

(北條隆)

(米国)

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