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スリランカ、新型コロナウルス感染者の増加に伴い欧州フライトに制限

(スリランカ)

コロンボ発

2020年03月17日

スリランカ政府(航空局)は3月15日、欧州各国(注)からのフライトの制限を決定した。少なくとも3月16日から2週間は、スリランカと欧州間のフライトは制限される。また、欧州のこれらの国に一定期間滞在した者に対し、スリランカ行フライトへの搭乗規制を行うよう航空各社に指示している。スリランカのアパレル産業の主たる顧客は欧州企業であり、スリランカで操業する日系製造業の1割以上は、欧州市場向けに輸出を行っているなど、スリランカと欧州は貿易上の関係が深く、両地域間でビジネスを展開する企業は、移動の制限により影響を受けているところがある。

スリランカ保健省の発表によると、スリランカにおける新型コロナウィルス感染者は、3月17日時点で累計28人となった。2月まで国内の感染者数は1名(中国人旅行客)に留まっていたが、3月に入り、イタリア人旅行客をガイドしたというスリランカ人1人の感染が判明し(2020年3月13日記事参照)、その後感染者が急増している。

スリランカ政府は、感染者の急な増加を受けて3月14日、急遽3月16日を国民の休日とすることを決定。また、17日の深夜には、3月17~19日の3日間を休日にすることを追加で発表した。進出日系企業の多くは、ナショナルスタッフは休日扱いとし、駐在員は在宅勤務で対応するところが目立った。ジェトロが入居するオフィスビルには、外資や地元大手企業などが含まれるが、16日は全テナント企業が休業したとみられ、セキュリティー以外の人は見かけなかった。

現在、ゴタバヤ・ラージャパクサ大統領は、3月11日にアライバルビザの発給停止を指示(2020年3月13日記事参照)、全ての入国者に健康申告書の提出を求めているほか、国際空港において体温検査を実施している。日本からのフライト、日本人を特定した制限などは3月16日時点でかかっていない。スリランカ国内の感染者数の推移などにより、政府が新たな対応を発表する可能性もあることから、引き続き状況の注視と慎重な行動が求められる。

(注)フランス、スペイン、ドイツ、スイス、デンマーク、オランダ、スウェーデン、オーストリア、イギリス、ノルウェー、ベルギー

(糸長真知)

(スリランカ)

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