2019年11月の在外フィリピン人からの送金額は2%増の24億ドル
(フィリピン)
マニラ発
2020年02月12日
フィリピン中央銀行(BSP)は1月15日、2019年11月のフィリピン人海外労働者(OFW)を含む在外フィリピン人からのフィリピン国内に対する送金額(銀行送金ベース)が、前年同月比2.0%増の23億7,240万ドルとなったと発表した。うち、陸上職が1.0%増の18億4,383万ドル、海上職が5.7%増の5億2,857万ドルとなっている。
2019年1~11月の送金額は前年同期比4.4%増の272億3,088万ドルで、陸上職が3.6%増の212億8,000万ドル、海上職が7.3%増の59億5,089万ドルとなった(図参照)。
1~11月の送金額を国・地域別でみると、1位の米国が102億7,322万ドル(前年同期比2.9%増)で、サウジアラビアが19億1,494万ドル(14.1%減)、シンガポールが17億2,167万ドル(6.9%減)、日本が15億8,385万ドル(4.6%増)、アラブ首長国連邦(UAE)が14億5,719万ドル(28.4%減)、英国が13億8,833万ドル(7.3%減)と続いた(表参照)。
(坂田和仁)
(フィリピン)
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