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注目都市のハイデラバード、国内第2のメトロ網に

(インド)

ベンガルール発

2020年02月26日

インド南部テランガナ州・州都のハイデラバードメトロの線路延伸部分が2月7日に開業し、合計69.2キロをカバーする鉄道網となった。これは、インド国内主要都市のメトロ事業の中で、デリーに次いで2番目に長い。総事業費は、約3,000億ルピー(約3,000億円、1ルピー=約1.5円)で世界でも大規模な官民連携事業としても注目されている。

現在、毎日780本が運行しており、1日当たり平均約40万人以上が利用している。今回の延伸部分であるグリーンラインコリドーII(11キロの延伸部分)では、9駅が新たに開設され、ジュビリーバス駅とマハトマガンジーバス駅を結ぶ路線となる(添付資料参照、緑色が今回の延伸部分)。通勤時間帯にはハイデラバード市内で最も渋滞する2つの幹線道路を結ぶ路線にもなっており、バス通勤からメトロに切り替える利用者の増加に伴い、道路混雑の解消も期待されている。

世界で一番ダイナミックな都市に選出

近年、ハイデラバードではオフィス拠点開設を中心に、さまざまな外資、地場大手企業の進出が活発だ。例えば、2019年8月に、アマゾンが同地に世界最大のオフィスビルを設けたことをはじめ、アップルやグーグルといったIT企業や、製薬会社、化学メーカーなど、多様な多国籍企業が拠点を置く。こうしたブームを背景に、ハイデラバードは不動産サービス企業傘下のJLLグローバルリサーチがまとめたレポート「City Momentum Index 2020」外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで、世界一ダイナミックな都市に選出されている。同レポートによると、ハイデラバードの2019年の経済成長率は、7~8%程度に達しているという。

ハイデラバードは、2014年にアンドラ・プラデシュ州から独立したテランガナ州の州都で、これまで未開発だった広大な土地と安価な生活コストを利点として、グローバル企業の誘致に努めてきた。IT集積都市として先行するベンガルールは、渋滞もひどく都市機能が飽和状態なのに対し、ハイデラバードは、オールドタウンとニュータウンの区画を分けた計画的な整備が進められており、インフラ面の整備や都市機能の発展に余地がみられる。今後も都市としての成長可能性を魅力に、さまざまな企業の進出が予想される。

(遠藤壮一郎)

(インド)

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