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製造業の自動化に貢献する日系専用機メーカーに聞く

(インドネシア)

ジャカルタ発

2020年02月25日

インドネシアでニーズのある自動化・省人化のための設備を、顧客からの依頼に合わせ製作する専用機メーカーのFuso Machine Works Indonesiaに、同社の事業内容などについて、古川宏哉ディレクターにヒアリングを行った(2月12日)。

(問)会社の概要について。

(答)本社(扶桑工機)所在地は三重県で、1953年創立。日本での事業内容は各種専用機設備の設計・製作、金型の設計・製作など。取引先にはデンソー、トヨタ自動車、本田技研工業などがある。

インドネシアに進出したのは2015年。取引先に依頼を受けたのではなく、自社としての判断で進出したため、顧客開拓はゼロからのスタートとなった。当地での事業は専用機の設計・製作から顧客への据え付け。当地ではDENSO INDONESIAなどの自動車のアセンブリーやティア1、2が顧客。自動車以外でも取引がある。

(問)インドネシアにおける自動化・省人化の動きをどう見ているか。

(答)現状は、コストや人件費を勘案すると設備投資を躊躇(ちゅうちょ)する企業もあるが、今後を考えると間違いなく設備を導入する企業は増えると考えている。特に、食品関係で引き合いが出てくるのではないか。現在は自動車関係の引き合いが増えており、需要に対応するため、エンジニア経験者の採用を今後は増やす予定。

直近では、国際協力機構(JICA)の案件化調査PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)において、本社の扶桑工機とレクサー・リサーチ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますが、インドネシア製造業の高付加価値化に貢献するため、専用機導入の可能性を探っている。

(問)会社の強みは何か。

(答)1つ目は「オール扶桑体制」。当地では製作できない難度の高い専用機や、規模の大きい組み立て調整は日本で行う。それらを顧客工場に搬送し、当地で製作した専用機と組み合わせ、当社社員によって組み立てを行うため、日本からエンジニアを連れてくるよりもコストは下がる。また、当社には日本人エンジニアが駐在しており、日本仕様を理解した、品質保証も可能となる。

写真 Fuso Machine Works Indonesiaの工場外観(ジェトロ撮影)

Fuso Machine Works Indonesiaの工場外観(ジェトロ撮影)

(上野渉)

(インドネシア)

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