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ムンバイ、ショッピングモールなど一部店舗の24時間営業を試験導入

(インド)

ムンバイ発

2020年02月06日

インドのマハーラーシュトラ(MH)州政府は1月23日、州都ムンバイ市内の一部地域のレストランやショッピングモール、映画館などで、同月27日から24時間営業を試験的に認めることを発表した。これまで原則午後10時までとしていたモールなどの小売店の営業時間規制を試験的に緩和する一方で、酒類を提供する飲食店には適用されず、営業は従来どおり午前1時30分のままとなる。

今回の決定が適用される地域はムンバイ中心部のビジネス街バンドラ・クルラ・コンプレックス(通称BKC)や南部の市街地ナリマンポイント、南部の繁華街で、レストランや映画館、大型モールなど、恩恵を受ける施設が多く集積している。

担当大臣で州首相の長男でもあるアディティヤ・タークレー州観光相は、24時間営業を許可することで「売り上げは伸び、新たな雇用も生まれる。また、夜間に仕事をする市民や旅行者が深夜でも買い物や食事、映画鑑賞ができるようになる」とコメントしている(「エコノミック・タイムズ」紙電子版1月22日など)。

インド小売事業者協会(RAI)が今回の決定を歓迎する一方で、必ずしも多くの事業者が24時間営業の導入に積極的なわけではなさそうだ。「ライブ・ミント」(1月26日)によると、多くのモールのオーナーは従業員の確保や夜間営業コストの上昇などを理由に、即時の導入には消極的で、仮に導入をしたとしても、しばらくはフードコートの営業時間を週末に限定して数時間延長する程度とみられる。他方、ムンバイでは既にドラッグストアなど一部業態では24時間営業が認められている。ドラッグストアでは医薬品だけでなく、スナックや日用消費財も売られており、利用者も多い。今回の決定がムンバイの消費動向にすぐに影響を与えることはなさそうだが、本格的な24時間営業のビジネスモデルの参入機会として、今後の動きが注目される。

(比佐建二郎)

(インド)

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