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遼寧省、一定規模以上の工業企業の操業再開率は8割超

(中国)

大連発

2020年02月28日

中国遼寧省工業情報化庁によると、2月21日時点で同省の一定規模以上の工業企業(注)のうち6,105社が操業を再開し、再開率は83%に達した。春節(旧正月)1カ月後の再開率としては例年の平均的な水準となったという。操業を再開した代表的な企業には、瀋陽ブロワー集団、瀋陽機床などの設備製造業の重点企業、華晨BMWとその関連部品メーカーがある。その他、恒力集団、鞍山鋼鉄集団などの大型の金属製造業や、嘉里糧油(食用油)、九三集団(大豆製品)といった中堅民間企業も操業再開している。

遼寧省政府は企業の操業再開を支援するため、江蘇省、広東省、浙江省などと防疫用品の原材料や製造設備に関する協議を行った上で、瀋陽市、大連市、盤錦市、丹東市など一部都市の十数社の現地企業に生産許可や製品開発面での支援を行い、医療用マスクや防護服などの生産態勢を確保すると発表した。また、ソフトウエア企業による新製品の開発を進め、防疫期間中に操業および生産を再開する企業に対し、それら防疫用品の無償提供を含む感染防止措置を行うとした。一例として、東軟集団(ニューソフト)が開発したスマート情報集計システム、測温監督ロボットなどがある。

瀋陽市では、1,282社の一定規模以上の工業企業が操業を再開し、うち医薬・機械設備製造業の操業再開率はほぼ100%、外資系企業は90%を超えている。バスやタクシー、地下鉄なども全面的に運行を再開しており、バスは朝夕の時間延長により40%以下の乗車率となるようにコントロールしている(「新華網」2月23日)。

大連市では、2月23日までに1,493社の一定規模以上の工業企業が操業を再開し、再開率は80.9%となった(「大連天健網」2月23日)。大連市商務局などが24日に行った記者会見によると、再開した業種は主に原材料工業や設備製造業、ITなどで、流通業は少なかった。小売業の営業再開率は95%以上となった。外資系のうち日系企業の操業再開率は80%以上となった。再開した企業で全ての従業員が出勤しているところは2割未満で、平均出勤率は40%前後となっている。

(注)その年の主な業務による売上高が2,000万元(約3億2,000万円、1元=約16円)以上の工業企業。

(李穎)

(中国)

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