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沿海地方観光庁関係者、中国団体旅行禁止の影響に懸念も

(ロシア、中国)

モスクワ発

2020年01月29日

中国・武漢市で発生した新型肺炎の感染拡大防止のため中国政府が導入した海外への団体旅行禁止の影響について、ロシアの沿海地方観光庁関係者が匿名を条件にインタビューに応じた(1月27日)。

同関係者は、中国からの観光客数が減少する可能性に言及し懸念を示した一方で、「日本や韓国といった中国以外からの観光客数が中国を上回るペースで増えている」という点も指摘した。観光支出額の面でも、日本や韓国の観光客の方がはるかに大きいという。さらに1月16日に就任したミシュスチン・ロシア首相によって、ウラジオストク自由港制度に基づく電子ビザの発給対象国に欧州など30カ国超が新たに追加されたことも、中国の団体旅行禁止措置による悪影響を補うとみている。

沿海地方政府の発表(1月17日)によると、2019年の同地方における外国人来訪者数は前年比21%増の94万1,501人、うち観光客数は17%増の76万2,819人だった。来訪者数のうち、中国からが45万6,295人(8%増)、韓国が30万4,457人(35%増)、日本が約3万5,000人(70%増)だった。

ウラジオストク国際空港の発表(1月22日)によると、2019年の同空港の利用客数は前年比27%増の308万人と過去最高を記録した。また、2019年のウラジオストク港に寄港したクルーズ船の数も前年の6回から16回に増加しており、外国人観光客数増加に寄与した(沿海地方政府発表1月14日)。

(タギール・フジヤトフ)

(ロシア、中国)

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