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公道上の自動運転試験区域をニーダーザクセン州に開設

(ドイツ)

ベルリン発

2020年01月20日

ドイツ航空宇宙センター(DLR)は1月8日、自動運転やコネクテッドカーの公道での実地テストを行う「テストフィールド・ニーダーザクセン(ニーダーザクセン州試験区域)」を開設したと発表した。

試験区域はドイツ北部ニーダーザクセン州ブラウンシュバイク近郊の高速道路A39号の約7キロで、今後はA39に加え、A2やA391、さらに、一般道(国道・州道)や交差点も含めた全走行区間280キロまで延長される。欧州地域開発基金(ERDF)とニーダーザクセン州の助成により設置され、運営はDLRが行う。フォルクスワーゲンやシーメンスなどの企業もパートナーとして参画する。

テスト区間に設置された71本の柱(マスト)には284台の高性能カメラが据え付けられ、走行車両や工事車両・機材、人など道路上のデータを匿名で取得してリアルタイムで処理し、マストと相互通信が可能な実験用走行車両に提供する。データ取得の目的は、運転行動や交通の流れなど走行実態の分析のためで、ナンバープレートや運転者の顔など個々の車両に関するデータは取得しない。テストフィールドで収集したデータを活用し、交通渋滞や通行状況、​​追い越し運転など多様な交通状況を調査し、コネクテッドカーや自動運転の機能開発や改善を行う。将来的には渋滞緩和、事故件数や環境汚染の削減、車両のエネルギー効率化につなげたいとしている。

この試験区域は研究開発のためのオープンなプラットフォームで、さまざまな研究機関や企業が相互に対話しながらコネクテッドカーや自動運転の機能開発を進めることが期待されている。

プラットフォームに参画するフォルクスワーゲンはテスト区間でデータ収集を開始し、自動運転用のソフトウエア改善に活用するという。

(高田勝敏、中村容子)

(ドイツ)

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