ニュージーランド、住宅価格は引き続き上昇

(ニュージーランド)

オークランド発

2020年01月23日

ニュージーランド不動産研究所(REINZ)は1月16日、2019年12月の全国の住宅価格を発表した(表参照)。同国全体の住宅価格中央値は、前年同月比12.3%上昇の62万9,000ニュージーランド・ドル(約4,592万円、NZドル、1NZドル=約73円)、首都ウェリントン(広域)は11.4%上昇の68万5,000NZドル(約4,800万円)、オークランド(広域)は3.5%上昇の89万NZドルだった。なお、オークランド(広域)については、過去33カ月で最高価格となった。

また、販売戸数については、国内全体で6,285戸の住宅販売があり、前年同月比12.3%増。オークランド(広域)は1,860戸で、31.7%増と大幅に伸びた。

アーダーン連立政権は、国内の住宅価格上昇を抑えるべく、2018年に海外投資法を改正し、非居住外国人による中古住宅の購入を禁止(2018年9月4日記事参照)しており、一定の効果がみられたとされていたが、引き続き、需要に対する供給不足が浮き彫りになり、価格上昇は続いている。REINZのビンディ・ノーウェル最高責任者は「2019年12月の住宅購入戸数は、前年同月比12.3%増と堅調で、前年同月よりも1日当たり22戸の住宅購入が増えたことになる。住宅供給が需要を十分に満たせない現状から、購入者は、需要の高い物件への買い替えをちゅうちょしなくなっている」とみている。

表 2019年12月の住宅価格中央値および販売戸数

(奥貴史)

(ニュージーランド)

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