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新型コロナウイルスで観光業を中心に悪影響

(フィリピン)

マニラ発

2020年01月31日

フィリピン中央銀行(BSP)のベンジャミン・ディオクノ総裁は1月24日の会見で、中国武漢市を中心とした新型コロナウイルスの感染拡大がフィリピン経済に与える影響について、「ベトナムやタイのような中国との貿易額が大きい国と比べれば、フィリピンへの影響は大きくない」としつつ、観光業への影響は少なくないと述べた。

貿易統計では、2019年1~11月のフィリピンから中国への輸出額は87億9,318万ドルで、国・地域別の第3位(全体シェア13.6%)、輸入額は225億5,569万ドルで、同第1位(22.7%)だった。

観光については、2019年1~10月の中国からフィリピンへの観光客数は149万9,524人で国・地域別では2位(22.1%)、前年比の増加率(44.1%増)は国・地域別の外国人観光客数トップ10の中で最も高かった(2019年12月23日記事参照)。

フィリピンの航空会社大手セブパシフィック航空は中国の7都市(北京、上海、広州、アモイ、深セン、香港、マカオ)、フィリピン航空も6都市(北京、上海、広州、アモイ、香港、マカオ)と直行便を就航している。2社はともに中国からの乗客に対して、体調が良くない場合はフライトを延期するよう求め、フィリピンから中国に向かう乗客にも、再予約や返金が可能だと呼び掛けている。1月30日時点の株価を基準とした場合、セブパシフィック航空の株価は直近1カ月で10.5%下落、フィリピン航空も6.3%下がっている。

(坂田和仁)

(フィリピン)

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