1~10月の海外からの観光客数は680万人、前年同期比15%増

(フィリピン)

マニラ発

2019年12月23日

フィリピン観光省は12月5日、2019年1~10月の海外からの観光客数が前年同期の591万1,161人から15.0%増加し、680万52人となったと発表した。

国・地域別の内訳は、1位が韓国で160万9,172人(シェア23.7%、前年同期比21.8%増)、2位が中国で149万9,524人(22.1%、41.1%増)、3位が米国で87万2,335人(12.8%、2.5%増)、4位が日本で56万9,625人(8.4%、7.4%増)、5位が台湾で28万2,220人(4.2%、36.8%増)だった。

表 2019年1~10月のフィリピンへの国・地域別観光客数

観光省のバーナデット・プヤット長官は増加の理由として、政府が他国と良好な関係を維持している点や、海外でのプロモーション活動を挙げた。

2018年にフィリピンを訪れた海外からの観光客数は史上最高の710万人を記録し、2009年の300万人から大幅に増加している。政府は2019年通年の海外からの観光客数について、820万人という目標を掲げている。

(坂田和仁)

(フィリピン)

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