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トランプ大統領の弾劾・罷免には過半数が反対、2020年米大統領選挙の世論調査

(米国)

米州課

2019年12月12日

米国ニュージャージー州のモンマス大学とコネチカット州のキニピアク大学は12月10日、それぞれ2020年大統領選挙に関する世論調査結果を発表した。

モンマス大学の調査外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注1)で、ドナルド・トランプ大統領の2020年大統領選挙での再選支持率は43%、再選不支持率は54%だった。再選支持率は前回の11月調査で初めて4割を超え(2019年11月8日記事参照)、今回の調査でも同水準となった。

下院司法委員会では、トランプ大統領の弾劾決議案の起草作業が進んでいる。キニピアク大学の調査外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注2)では、同氏の弾劾・罷免について、賛成が45%、反対が51%となった。反対が過半数を上回ったのは、民主党のナンシー・ペロシ下院議長が9月に正式な弾劾調査の開始を発表して以降初めて。キニピアク大学世論調査アナリストのティム・マロイ氏は、政治の中枢が混乱したまま民主党が弾劾手続きを進める中、米国の投票者は弾劾しないという方向にやや傾いている、と説明している。

民主党支持者は大統領選挙での当選可能性を重視

モンマス大学の調査で、モンマス大学の民主党予備選挙で候補者の誰を支持するかという質問に対して、ジョー・バイデン氏は26%で、前回調査から首位を維持した(表参照)。バーニー・サンダース氏が21%で2位、前回バイデン氏と並んで首位だったエリザベス・ウォレン氏は支持率を6ポイント下げ、17%で3位だった。

キニピアク大学の調査でも、上位の順位はモンマス大学の調査と変わらず、バイデン氏(29%)、サンダース氏(17%)、ウォレン氏(15%)、ピート・ブッティジェッジ氏(9%)、マイケル・ブルームバーグ氏(5%)となった。バイデン氏は8月の調査以降初めて、2位以下に10ポイント以上の差をつけた。

各候補者の詳細は、添付資料参照。

表 民主党候補者の支持率

モンマス大学の調査では民主党候補者について、「ほとんどの争点で同意できるが、(2020年大統領選挙で)トランプ大統領に勝てる見込みが低い候補」と「ほとんどの争点で同意できないが、トランプ大統領に優位に立てる候補」であれば、どちらを選択するか聞いたところ、民主党支持者の56%が後者を選ぶと回答した。こうした大統領選挙での当選可能性を優先する支持者では、バイデン氏の支持率が31%と最も高かった。

また、キニピアク大学の調査では、大統領選挙でのトランプ大統領と民主党候補者との直接対決を想定した質問に対して、バイデン氏、サンダース氏、ウォレン氏、ブッティジェッジ氏、ブルームバーグ氏、エイミー・クロブチャー氏の各民主党候補者への支持が、トランプ氏を上回る結果となった。

(注1)調査の実施時期は12月4~8日、対象者は全米の成人903人、うち民主党支持者384人。

(注2)調査の実施時期は12月4~9日、対象者は全米の有権者1,553人、うち民主党支持者655人。

(甲斐野裕之)

(米国)

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