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トランプ米大統領の再選支持率が初の4割超え、米モンマス大学世論調査

(米国)

米州課

2019年11月08日

米国ニュージャージー州のモンマス大学は11月6日、2020年大統領選挙に関する世論調査結果を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした(注1)。

民主党の弾劾調査、トランプ大統領の再選支持率に大きな影響与えず

同大学の世論調査で、ドナルド・トランプ大統領が2020年大統領選で再選されるべきかを聞いたところ、「再選されるべき」が42%、「他の誰かが大統領に就任すべき」が55%だった。各回答の割合は、ウクライナ疑惑(注2)について民主党が大統領弾劾調査を始めた8月以降に実施された世論調査の結果とさほど変わらないが、2018年11月の調査以降で再選支持が4割を超えたのは初めて。モンマス大学世論調査研究所のパトリック・マレイ部長は「世論調査の結果に大きな変化がないことは、議会下院の弾劾調査が2020年大統領選の構図にほとんど影響を与えていないことを示唆している」と分析した。

トランプ大統領の弾劾・罷免をめぐっては、「罷免されるべきだ」が44%、「罷免されるべきではない」が51%で、9月の前回調査とほぼ同様の結果となった。一方で、実際に下院が弾劾決議案を可決した場合に、上院が実際に罷免するかどうか(注3)については、71%が「上院が罷免する可能性はあまりない」または「可能性は全くない」と回答し、米国民は罷免の見込みを小さくみていることがわかる。

民主党候補者では、バイデン氏、ウォレン氏が支持率首位

今回の調査で、民主党予備選挙で候補者の誰を支持するかという質問に対しては、ジョー・バイデン氏、エリザベス・ウォレン氏がそれぞれ9月の前回調査から支持率を落とすも、23%で同率首位となった(表参照)。バーニー・サンダース氏は前回から5ポイント増の20%となり、支持率を8月調査時の水準に戻した。ピート・ブッティジェッジ氏は前回から4ポイント増の9%で4位となり、カマラ・ハリス氏(5%、5位)を支持率で抜いた。

各候補者の詳細は、添付資料参照。

表 民主党候補者の支持率

各候補者が大統領選挙の本選でトランプ氏を破って当選する可能性(0を確実に落選、10を確実に当選としたときの11段階評価)を聞いたところ、バイデン氏(平均スコア7.3)が最も高い結果となった。次いで、ウォレン氏(7.1)、サンダース氏(7.0)となり、上位3氏が拮抗(きっこう)している。

なお、ベト・オルーク氏が11月1日に大統領選挙からの撤退を表明した。モンマス大学の9月の世論調査で同氏の支持率が1%と、1月調査(7%)以降、支持率が低下していた。

(注1)調査の実施時期は10月30~11月3日、対象者は全米の成人908人、うち民主党支持者345人。

(注2)トランプ氏には、ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領との9月の電話協議の際、ウクライナ支援への見返りに、ウクライナのガス会社幹部を務めていたバイデン氏の息子に関する調査を要請した、との疑惑が生じている。

(注3)米国大統領の罷免には、下院の過半数が弾劾決議案に賛成した後、上院の3分の2が弾劾に賛成する必要がある。

(甲斐野裕之)

(米国)

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