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ロシアとチェコの輸送機械製造大手、車両製造合弁を設立へ

(ロシア、チェコ)

サンクトペテルブルク発

2019年12月27日

ロシアのエカテリンブルクに拠点を置く輸送機械製造大手シナラ・トランスポート・マシーンズ(以下、シナラ)と、チェコの輸送機械製造大手シュコダ・トランスポーテーション(以下、シュコダ)は12月17日、合弁会社シナラ・シュコダの設立に関する合意書に署名したと発表した。シナラ・シュコダは環境配慮型の路面電車やトロリーバス、地下鉄車両の製造をサンクトペテルブルクで行う。

写真 サンクトペテルブルク市内を走るトロリーバス。バス、トロリーバス、路面電車、地下鉄が市民の足(ジェトロ撮影)

サンクトペテルブルク市内を走るトロリーバス。バス、トロリーバス、路面電車、地下鉄が市民の足(ジェトロ撮影)

シナラ・シュコダへの出資比率はシナラ、シュコダとも50%で、投資額は15億~20億ルーブル(約25億5,000万~34億円、1ルーブル=約1.7円)。従業員数は1,000人、年間生産量は300台で、2020年にトロリーバスの製造から始める見込み。シナラの発表によると、主要販売予定先はサンクトペテルブルク市政府。同市政府が2017年に策定した2038年までの交通システムの発展コンセプトに基づき、新型交通車両の需要拡大を見越しているものとみられる。

合弁会社の経営に当たっては、シナラはロシアへのローカライズ技術やサンクトペテルブルク市地下鉄への納入経験を、シュコダは新型車両の設計製造ノウハウを生かすもようだ。シナラのビクトル・レッシュ会長は、「快適性や、エネルギー効率性、環境配慮に当たりロシアの競合を凌駕(りょうが)する製品の開発」に向けて、シュコダとの提携が生かせるとコメント。また、シュコダのペトル・ブルジェジナ代表取締役会長も、シナラを「ロシア市場へローカライズするに当たって信頼できるパートナーと捉えている」と述べ、合弁会社では両社の長所を生かす考えを示した。

(一瀬友太)

(ロシア、チェコ)

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