山東省と日本を結ぶ航路が相次いで就航

(中国)

青島発

2019年12月26日

中国東方航空は、2020年1月2日から煙台~東京(成田)、1月5日から青島~東京(成田)間の直行便を就航し、ともに週3便運航される(表1、2参照)。

表1 煙台~東京(成田)間の直行便の運航時刻
表2 青島~東京(成田)間の直行便の運航時刻

煙台は既に大阪、名古屋、静岡、福岡との間に航路を有しており、東京(成田)線は日本とを結ぶ5路線目となる。

地元メディア(「斉魯晩報網」12月12日)によれば、就航を記念して、航路開通直後には、往復で1,000元(税抜き)(約1万6,000円、1元=約16円)の割安航空券が発売される予定だ。

このほか、山東省では2019年11月29日から、山東航空が青島~札幌(新千歳)線を就航させた(表3参照)。山東航空の日本便としては、大阪、名古屋に次いで3路線目となる。これまで、青島から札幌への移動は、韓国のソウル、あるいは大阪での乗り換えにより片道約6時間を要していたが、新規就航により移動時間が大幅に短縮された(「斉魯壹点」11月15日)。

表3 青島~札幌(新千歳)間の直行便の運航時刻

(董玥涵)

(中国)

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