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EUとユーロ圏の9月の失業率、ともに前月比で横ばい

(EU、ユーロ圏)

ブリュッセル発

2019年11月01日

EU統計局(ユーロスタット)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますの10月31日の発表によると、9月のEU28カ国全体の失業率(季節調整済み)は、前月から横ばいの6.3%となった(表参照)。ユーロ圏19カ国の失業率も、前月から横ばいで、7.5%となった。失業者数を前月比でみると、EU全体で4万8,000人、ユーロ圏では3万3,000人の増加となった。

表 EUおよび加盟国の失業率

9月の失業率を加盟国別にみると、チェコが2.1%と最も低く、スペインが14.2%と最も高かった(ただし、9月のデータが未発表のギリシャは、7月時点で16.9%)。

前月比では、ルクセンブルク(5.7%→5.4%)で0.3ポイント、キプロス(6.8%→6.6%)で0.2ポイントの改善が見られたほか、スペイン(14.3%→14.2%)、フランス(8.5%→8.4%)、ラトビア(6.4%→6.3%)、リトアニア(6.6%→6.5%)、クロアチア(6.9%→6.8%)、の5カ国では0.1ポイント改善した。

その一方、イタリア(9.6%→9.9%)で0.3ポイントの悪化、ポルトガル(6.4%→6.6%)、デンマーク(5.1%→5.3%)でともに0.2ポイント悪化した他、中・東欧を中心に0.1ポイント悪化した国も見られた。

9月のEU28カ国全体の若年層の失業者数は322万3,000人で、このうち228万3,000人がユーロ圏19カ国の失業者だった。若年層の失業者数を前月比でみると、EU全体では3万人、ユーロ圏では3万3,000人の増加となった。

若年層の失業者数(25歳未満)を加盟国別に見ると、フランス(53万5,000人、若年層失業率19.3%)、スペイン(51万5,000人、32.8%)、イタリア(44万2,000人、28.7%)が引き続き大部分を占めた(ただし、最新データが未発表の英国は7月時点で47万5,000人、11.6%)。イタリアは若年層失業率が前月比1.1ポイント悪化したが、フランスとスペインはともに0.1ポイント改善した。

若年層失業率が最も低かったのはチェコの4.4%で、最も高かったのはスペイン(32.8%)だった(最新データ未発表のギリシャは6月時点で33.2%)。

(大中登紀子)

(EU、ユーロ圏)

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