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イラン南西部で大規模油田を発見、とローハニ大統領

(イラン)

テヘラン発

2019年11月20日

イランのローハニ大統領は11月10日、イラン南西部のフーゼスタン州で推定埋蔵量が530億バレルの大規模油田を発見したと発表した。イランのシャナ通信などが報じた。

翌11日には、ザンギャネ石油相が油田の詳細について発表した。同日に現地英字紙「テヘラン・タイムズ」が掲載した石油相の発表によると、新しく発見されたのはナマバラン(Namavaran)油層と呼ばれ、イランの石油産業の歴史の中で2番目に大きな埋蔵量を有するという。これまで最大の埋蔵量はアスマリ(Asmari)油層で、埋蔵量540億バレルだった。

ナマバラン油層の面積は2,400平方キロで、油層は地表下約3.1キロに位置し、厚さは約80メートルに及ぶ。この油層がカバーする地域内では既にダルホビン(Darkhovin)、ジョフェール(Jofair)、セペール(Sepehr)、マンスーリ(Mansouri)、ソサンゲルド(Sousangerd)、アブ-テイムール(Ab-Teimour)といった油田が発見されており、それらの合計推定埋蔵量は約310億バレルだ。従って、今回新たに発見された油田として追加される埋蔵量は約220億バレルとなり、当初のローハニ大統領の発表から修正となった。

原油回収率を10%とした場合、新たに発見された油田からの回収可能埋蔵量は22億バレルとなるが、石油相は原油回収率を高めるための新技術の重要性を強調し、「(ナマバラン油層全体の)埋蔵量530億バレルの原油回収率を1%増加することは、5億3,000万バレルの原油、すなわち現在の原油価格で換算すると約320億ドルの国庫増収につながる」とし、全国の全ての油田での原油回収率を高める知識・技術の改善の必要性を訴えた。

また、イラン国内の油田・ガス田の地図(ペルシャ語のみ)も公開した。これによると、イラン国営石油(NIOC)は過去40年間に36の油田と37のガス田を発見している。

(中村志信)

(イラン)

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