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香港のスタートアップ数、3,000社を超える

(香港)

香港発

2019年11月22日

香港投資推進局(InvestHK:香港の投資誘致機関)が10月16日に発表した調査結果(注1)によると、2019年の香港のスタートアップ数は前年比21%増の3,184社となった(図参照)。増加幅は前年(18%増)を上回り、2014年の調査開始以降5年連続で増加した。

香港のスタートアップのうち、香港人(注2)が創業したスタートアップは全体の66%、香港域外の創業者が創設したスタートアップは34%だった。香港域外の創業者を出身国・地域別にみると、米国(15.4%)、中国(14.0%)、英国(12.5%)、フランス(7.0%)、オーストラリア(6.3%)、インド(6.2%)、シンガポール(5.5%)など多岐にわたり、多様性に富んだスタートアップエコシステムが形成されている。

図 香港のスタートアップ数の推移(2014~2019年)

分野別にみると、例年どおり、フィンテック456社(構成比14%)をはじめ、eコマース・サプライチェーンマネジメント・物流テクノロジー342社(11%)、情報・コンピュータ・テクノロジー322社(10%)など、IT系のスタートアップが目立つ。このほか、デジタルエンターテインメント・ゲーム、グリーンテクノロジーが前年比で約2倍となり、それぞれ135社(4%)、93社(3%)と、顕著に増加している。

StartmeupHK(InvestHK内のスタートアップ誘致・支援業務に特化したチーム)のトップを務めるジェーン・チャン氏は調査結果の発表で「香港のスタートアップエコシステムは近年大きな進歩を遂げている。スタートアップへの投資は2019年に2億7,000万ドルに達し、これまでに7社のユニコーン企業が誕生した」と指摘した上で、「香港は、低税率や積極的な海外高度人材誘致スキーム、多様な補助金スキームなどを取りそろえるなどして優位性を保っており、香港のスタートアップエコシステムは今後も成長が続くと見込んでいる」とコメントした。

(注1)同調査は、香港内に拠点を有するコワーキングスペース、インキュベーター、アクセラレーター54社・92拠点に入居もしくはメンバーシップを有する企業、新たなビジネスモデルを開発する創業間もない企業を対象に、6月末時点の状況について調査を実施した。

(注2)香港域外で学位を取得または就業した後、起業目的で香港に戻ってきた香港人を含む。

(カン・カレン)

(香港)

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