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米ロサンゼルス、モビリティー開発支援プログラムを発表

(米国)

ロサンゼルス発

2019年11月22日

米国ロサンゼルスのエリック・ガルセッティ市長は11月14、15日に同市で開催されたモビリティー関連イベント「コモーションLA(CoMotion LA)」で、モビリティー開発支援プログラム「アーバン・ムーブメント・ラボ(Urban Movement Labs)」を発表した。

このプログラムは官民の協力で、電動スクーターや自転車、ライドシェアリングサービスなどモビリティー・アズ・ア・サービス(MaaS、注1)に関連したビジネスを展開するスタートアップがアイデアを実現させるための開発を支援するもの。市の施設を活用し、モビリティーの開発から実証実験を段階的に行い、短期間で公道での実用化を目指す。プログラムのパートナーには、地元インキュベーターのロサンゼルス・クリーンテック・インキュベーター(LACI)のほか、ロサンゼルス市港湾局や空港運営会社、ライドシェアリングサービスのリフトや通信事業大手のベライゾン、自動運転技術開発のウェイモなどが名を連ねている。

ガルセッティ市長は「車社会のロサンゼルスでモビリティー技術をデザインし、作り上げる環境づくりをする」「アーバン・ムーブメント・ラボは、ロサンゼルスがモビリティー技術の先端都市になることを確約するもの」と述べた。ロサンゼルスはエンジニアを育成する3つの大学(注2)が立地し、エンジニアが集まる都市として知られる。また、都市部のグリーン化に向け、電気自動車(EV)の急速な普及を促進しており、11月13日には中国のEV最大手の比亜迪(BYD)に130台のEVバスを発注した。加えて近日中に、カナダのEV充電設備メーカー、フロ(FLO)の充電設備70台を市内に設置する予定という。

第3回を迎えるコモーションLAは、官民が集まってモビリティー技術や都市部の近代化を議論するイベントで、地元関係者やモビリティー産業関係者が全米から集まり、マイクロモビリティーにおけるトレンドや持続可能性を学ぶワークショップなどが開催された。今回は英国やフランス、オランダ、カナダの政府関係者も登壇した。電動スクーターや電気トラックの展示や電気ヘリコプターのデモも行われた。

(注1)Mobility as a Serviceの略。マイカー以外の全ての交通手段による移動を1つのサービスとして捉え、シームレスにつなぐ「移動」の概念。

(注2)カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校、南カリフォルニア大学、オクシデンタル大学。

(サチエ・ヴァメーレン)

(米国)

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