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ADB、ミャンマーの2019年度経済成長を6.6%予想で据え置き

(ミャンマー)

ヤンゴン発

2019年10月03日

アジア開発銀行(ADB)は9月25日に発表した「アジア経済見通し2019年改訂版」(Asian Development Outlook 2019 Update)で、ミャンマーの2019年度(2018年10月~2019年9月)のGDP成長率を6.6%とする4月時点での予測を維持した。アジア新興国(アジア大洋州の45カ国・地域)全体では、米中貿易摩擦の影響などにより、7月時点の見通しから0.3ポイント引き下げ5.4%としたが、ミャンマーは下振れしなかった格好だ。

成長予測を6.6%と高位で据え置いた背景には、ミャンマーへの観光客の増加と、同国への海外直接投資の増加が挙げられている。観光客は、ビザ取得の緩和を受けてアジア圏から増加しており、1~8月で前年同期比24.5%増となっている。7月にバガン遺跡が世界遺産に登録された効果も大きい。

また、ミャンマー投資委員会(MIC)によると、2018年10月~2019年8月の海外直接投資認可額(ティラワSEZへの投資を除く)の累計は、前年同期比38.5%増の38億7,597万ドルとなり、縫製業などの製造業を中心に投資が増加している。

堅調に経済成長する一方、2019年のインフレ率は前回予想より1.2ポイント上回る8.0%予想となった。ミャンマーでは7月1日から電気料金が値上げされ、家庭用では最大3倍だ。現地専門家の分析によると、コメや食用油、肉などの食料品価格も上がっている。なお、2020年度のインフレ率は7.5%予想で据え置きとなった。

表 アジア経済見通しでの予測値

(松田孝順)

(ミャンマー)

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