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タイで菜食週間(ギンジェー)が10月7日まで、経済効果は47億バーツ超とも

(タイ)

バンコク発

2019年10月02日

菜食週間(タイ語名:ギンジェー)は、タイで例年9月末から10月初旬ごろ、主に中国系タイ人の間で行われる、年に1度の慣習だ。2019年は9月28日(土)から10月7日(月)まで開催される。菜食週間の期間中は、身を清めるため、肉類、牛乳、卵、酒類のほか、魚醤(ぎょしょう、ナンプラー)を含む味付けの濃い調味料、ニンニクやネギなどの香りの強い野菜の摂取を避ける。スーパーマーケットやレストランなどでは、「齋」の文字がついた黄色の旗を立て、商品を販売するところが多い。菜食メニューを追加するレストランがあったり、菜食インスタント食品といった期間限定品が発売されたりもする。また、肉の代替タンパク質として、大豆を加工したものを用いたタイ料理もこの時期に味わうことができる。

現地カシコン銀行の調査PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)によると、2019年の菜食週間の経済効果は47億6,000万バーツ(約166億6,000万円、1バーツ=約3.5円)と見込まれ、前年の46億5,000万バーツより2.4%上回る見込み。同調査のアンケート(有効回答数は不明)によると、バンコクでは菜食に参加すると回答した者の割合は66.7%で、前年の57.1%より増加している。参加すると回答した人の内訳は、中国系タイ人が90.2%、非中国系タイ人が9.8%だった。

期間中は、タイ各地でさまざまな祭りが行われる。例えば、バンコクではヤワラート通り(中華街)で、100メートル以上にわたる菜食料理やデザートの屋台が出店する。観光地のプーケットでは、観光客が儀式を見学できる「プーケット・ベジタリアン・フェスティバル」が行われる。こういったタイの文化や商習慣などをビジネスチャンスに変えている日本企業はまだまだ少なく、今後の展開が期待される。

写真 菜食週間用の装飾が行われたバンコクの小売店の様子(ジェトロ撮影)

菜食週間用の装飾が行われたバンコクの小売店の様子(ジェトロ撮影)

(ウォンパタラクン・ヤーダー)

(タイ)

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