物品税対象拡大を2019年12月に前倒しで実施

(アラブ首長国連邦)

ドバイ発

2019年10月16日

アラブ首長国連邦(UAE)財務省は10月10日、8月に発表した物品税の対象品目拡大(2019年8月27日記事参照)の実施日を、当初発表の2020年1月から1カ月前倒しし、2019年12月1日に変更すると発表した。これに伴い、連邦租税庁(FTA)は、関連事業者に該当製品の物品税システムへの早期登録を呼び掛けている。

新規に物品税の対象となる製品とその税率は8月の発表から変わりなく、砂糖や他の甘味料を加えた飲料、または飲料に変換できる液体、濃縮物、粉末などに対して50%の物品税が、電子たばこ機器および同製品用の液体(ニコチンなどを含まないものも対象となる)に対して100%の物品税が課される。

(山本和美)

(アラブ首長国連邦)

ビジネス短信 d0aa7c24ca687846