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第1回大統領選挙討論会、野党のフェルナンデス候補が優勢

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2019年10月23日

10月27日に実施されるアルゼンチン大統領選挙まで残り2週間となった10月13日、サンタ・フェ市で候補者6人による第1回討論会が行われた。大統領選挙討論会は2016年に法律27337号で開催が義務化され、今回初めて実施された。「国際関係」と「経済・金融」「教育・保健」「人権・ジェンダーの多様性」の4つのテーマで論戦を展開した。

討論会では、再選を目指すマウリシオ・マクリ大統領と、野党で選挙戦をリードするアルベルト・フェルナンデス候補に注目が集まった。「国際関係」ではベネズエラ情勢が論点となり、フアン・グアイド暫定大統領を支持するマクリ大統領と、中立の立場を取るフェルナンデス候補が対立した。「経済・金融」では、マクリ政権下での経済低迷を批判するフェルナンデス候補に対し、マクリ大統領はフェルナンデス候補が勝利すれば保護主義的な政策へ逆戻りすることを懸念した。

討論会直後に行われたフェデリコ・ゴンサレス・イ・アソシアードの調査によると、「最も良いパフォーマンスを行った候補者は誰か」という問いに対し、フェルナンデス候補が44.4%と最も高く、マクリ大統領は23.5%にとどまった。「最も大統領になれる可能性が高いのは誰か」という質問には、フェルナンデス候補が49.7%、マクリ候補が29.0%だった(現地紙「ambito.com」10月15日)。討論会を経ても、8月11日に行われた大統領選挙の予備選挙の結果が大きく変わっていないことがうかがえる。

第2回討論会は10月20日に首都ブエノスアイレス市で開催されている。テーマは「治安」「雇用」「生産・インフラ」「連邦制」「行政機関の質・連邦政府の役割」「社会開発」「環境・住居」。大統領選挙が11月24日の決選投票までもつれ込んだ場合は、第3回討論会が11月17日にブエノスアイレス市で開かれる。

(津下みなみ)

(アルゼンチン)

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