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2019年の国内自動車生産、2005年以来の落ち込みも

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2019年10月16日

アルゼンチン自動車製造業者協会(ADEFA)は10月3日、9月の自動車国内生産台数(大型トラック・バスを除く)が2万7,687台にとどまったと発表した。前月比10.2%減、前年同期比25.7%減少した。2019年1~9月期で見ると、24万1,330台(前年同期比34,9%減)で、2019年は2005年(31万9,755台)以来の低い数字を記録する可能性があると報じている(「クラリン」紙10月3日)。なお、9月の自動車輸出台数は2万1,568台(前月比14.4%増、前年同月比7.6%減)、1~9月期では16万8,023台(前年同期比15.3%減)と、こちらも低迷している。

アルゼンチン自動車販売代理店協会(ACARA)によると、9月の自動車国内販売(新車販売登録)台数(重・軽商用車およびその他大型車を含む)は3万5,781台(前月比19.4%減、前年同月比32.1%減)となり、1~9月期では44.6%減の37万9,641台にとどまった。

新自動車産業のてこ入れを目的とした暫定的な新車販売促進プログラムが6月から導入されたが(2019年6月11日記事参照)、期間中に販売された自動車の70%以上が輸入車だったことが確認されており、このプログラムが国内自動車生産台数の増加に十分に貢献しなかったとの指摘もある。(「バエネゴシオス」紙9月9日)。

今後、中長期的には、ブラジルとアルゼンチンの間で9月に締結された新たな2国間自動車協定(2019年9月9日記事参照)によって、2020年以降はブラジルからの自動車輸入がさらに増えることが予想される。自動車販売・輸出に対する減税およびブラジル以外の輸出先の開拓を図らなければ、アルゼンチンでピックアップトラック以外の自動車生産台数を維持することは難しくなるなど、アルゼンチンにとっての課題は多い。

(津下みなみ)

(アルゼンチン)

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