ビスカラ大統領、新首相を任命、組閣を行う

(ペルー)

リマ発

2019年10月04日

ペルーのマルティン・ビスカラ大統領は、9月30日に議会でサルバドール・デル・ソラール・ラバルテ首相提出の内閣信任決議案が否決されたとして、憲法にのっとり、首相をはじめとする内閣を解散した。同日中に新首相としてビセンテ・アントニオ・セバージョス・サリナス元法務人権相を任命。セバージョス氏は10月3日に新内閣を発表し、宣誓式を行った。新内閣では7閣僚が留任し、残り11人が新たに任命されている。新任閣僚は以下のとおり。

  1. 外相:グスタボ・メサクアドラ・ベラスケス氏(元国連大使)
  2. 経済財政相:マリア・アントニエタ・アルバ氏(元同省予算局長)
  3. エネルギー鉱山相:ファンカルロス・リウ・ヨンセン氏
  4. 農業灌漑相:ホルヘ・ルイス・モンテネグロ・チャベスタ氏(元農業インフラ灌漑開発担当副大臣)
  5. 住宅建設衛生相:ロドルフォ・エウヘニオ・ヤニェス・ウェンドルフ氏
  6. 防衛相:ワルテル・ロジェル・マルトス・ルイス氏(元ペルー軍総司令官)
  7. 開発社会包括相:ホルヘ・エンリケ・メレンデス・セリス氏(元同省大臣)
  8. 運輸通信相:エドメル・トゥルヒージョ・モリ氏(元同省大臣)
  9. 環境相:ファビオラ・マルタ・ムニョス・ドデロ氏(元農業灌漑相)
  10. 法務人権相:アナ・テレサ・レビージャ・ヴェルガーラ氏(元外務省法務担当官)
  11. 文化相:フランシスコ・エンリケ・ウーゴ・ペトロッツィ(元国会議員)

留任となったのは、保健相、生産相、教育相、労働雇用促進相、通商観光相、内相、女性・社会的弱者相。

(設楽隆裕)

(ペルー)

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