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49カ国に対して観光ビザ解禁、服装に要注意

(サウジアラビア)

リヤド発

2019年10月01日

国連世界観光機関(UNWTO)が定めた「世界観光の日」に当たる9月27日、サウジアラビアは49カ国に対して観光ビザを解禁した(2019年9月10日付地域・分析レポート参照)。

サウジアラビア遺跡観光庁のウェブサイトからは、渡航前の観光ビザ申請ページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますにアクセスすることができる。

観光ビザの種類は、最長1カ月の滞在が可能なシングルビザと、1年間有効なマルチビザのいずれか。マルチビザの場合、1回の滞在はシングルビザと同様に最長1カ月で、年間合計3カ月の滞在が可能。費用は、ビザ代金300リヤル(約8,700円、1リヤル=約29円)と、全ての滞在者に義務付けられる保険140リヤルの合計に、VAT5%と発行手数料が加算される。

外国人女性に対しては、体全体を覆うアバーヤや髪の毛を隠すヒジャーブ(スカーフ)の着用を義務付けないこととなったが、男女ともにサウジアラビアの伝統文化に配慮した「控えめ(modest)な」服装が推奨されている。遺跡観光庁は上記サイトの中で、この「控えめな」服装の定義について、タイトな服や宗教を冒涜(ぼうとく)する言葉や絵が記載された服を避け、女性の場合は「肩と膝が隠れる服装」としている(図参照)。

図 サウジアラビア訪問時の服装についての説明

首都リヤドにある世界遺産ディルイーヤ地区では、9月26、27日に各国の旅行分野やメディアの関係者、観光分野への投資家約400人を招いた記念式典が開催された。アハマド・アル・カティーブ遺跡観光庁長官は式典の中で、観光ビザ解禁というサウジアラビアにとって非常に大きな変化を自賛し、世界各国からの旅行者を歓迎するとともに、2030年までにGDPに占める観光分野の割合を現在の3%から10%に引き上げ、同分野の雇用を現在の60万人から160万人に増やす目標だと話した。

リヤドでは、日中に45度程度まで気温が上がる夏場のピークを過ぎ、10月中旬から市内各所でエンターテインメントのイベントが開催される「リヤド・シーズン」や、前年に続くフォーミュラEのレースなどの開催が目白押しで、こうしたイベントに観光ビザで入国する外国人の来訪が期待される。

(柴田美穂)

(サウジアラビア)

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