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米シカゴで世界最大級の水処理専門見本市を開催

(米国)

シカゴ発

2019年10月11日

シカゴ市にある展示会場マコーミック・プレイスで9月21~25日、水処理に関する世界最大級の専門会議と展示会の「WEFTEC2019」が開催された。今年で92回目となる歴史ある展示会だ。水処理膜や浄水処理装置、排水処理装置、ポンプ、バルブ、パイプ、計装・監視装置、コンサルティングなどの水処理に関するさまざまな分野から、1,000以上の企業、団体、政府機関などが出展した。来場登録者は2万人を超えた。

特に大きなブースを構えたのは、水循環(移動・処理・貯蔵・利用)のあらゆる課題に対処するため、幅広い製品ブランドを傘下に持つ米ザイレムグループだ。また、ポンプ振動などの情報から予知保全・状態監視を行う米フライト、水質などの情報から水処理の省エネ・効率化を提案するスイスのABBや米ハックなど、モノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)を活用した技術も多く展示された。日系企業では、荏原製作所や鶴見製作所がポンプ、クボタや東レが水処理膜を展示した。また、さまざまな国がパビリオンを設置し、米国市場に対して自国技術をアピールした。参加企業からは、「水ビジネスの場合、各地域の特性が強いため、地元の水事情に精通した販売代理店との連携が重要となる」として、各地域から集まった現地企業とのビジネス機会に期待を寄せる声が聞かれた。

調査会社ブルーフィールド・リサーチが9月に発表した報告書によると、米国における水関連の公共インフラ投資は2019年から2028年までの10年間で、総額6,290億ドルになると予測されている。慢性的な水不足への対応や老朽化した上下水道設備のメンテナンスなどが背景にある。特に、上下水処理場やシステムへの投資額は全体の過半を占め、大きな需要が見込まれている。

写真 WEFTEC展示会場の様子(ジェトロ撮影)

WEFTEC展示会場の様子(ジェトロ撮影)

写真 多くの人が訪れた米ザイレム展示ブースの様子(ジェトロ撮影)

多くの人が訪れた米ザイレム展示ブースの様子(ジェトロ撮影)

(小川ゆめ子)

(米国)

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