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日本酒への関心が年々高まるチェコ市場

(チェコ)

プラハ発

2019年10月23日

ジェトロは、9月12日にチェコのプラハで日本産酒類のセミナーおよび商談会を開催した。ベルギー、ルクセンブルク、チェコ、ルーマニア(2019年9月30日記事参照)で行われている欧州4カ国日本産酒類商談会の一環。商談会は、日本酒造組合中央会とチェコソムリエ協会の協力で行われた。日本側から8社12人、チェコ側は、輸入卸売業者、飲食業関係者など44社71人が参加し、同種の過去のイベントと比べて最大規模となった。

写真 ステージで出展者を紹介する様子(ジェトロ撮影)

ステージで出展者を紹介する様子(ジェトロ撮影)

商談会では、有機認証を取得し、環境にやさしい商品への関心が高かった。ナチュラルワインのプロモーションイベントを開催している、ソムリエ団体ドルジュストボ(Družstvo外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)のルチエ・コホウトバ氏は「日本酒は純粋な自然の恵みそのもので、近いうちにわれわれのイベントでも理念に共通する日本酒を紹介したい」と述べた。また、チェコ最大の酒類展示イベントで「プラハ・バー・ショー外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」と「ワイン・プラハ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」の開催者も、日本酒を定期的にプログラムに取り入れたいとの意向を示した。

日本酒ディストリビューターのチパ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(C.I.P.A.)、タコフーズ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(Tako Foods)とプロサケ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(Prosake)の3社も、取り扱う酒類を拡大する予定だ。プロサケのダニエル・プロケシュ氏によると、最近は、酸味が強くワインに近い日本酒よりも、日本酒独特のコメの風味がはっきり分かる商品が好まれるようになってきているとのことだ。

セミナーの試飲会では、チェコソムリエ協会のイボ・ドボルザーク副会長が「辛い料理には濁りが合う」など具体的な組み合わせを提案した。なお、プラハでは最近、ラーメン屋の新規出店が相次いでいる。商談会に参加したラーメン店オーナーによると、濃い味の料理と相性の良い濁り酒、もしくは初心者にも受け入れられやすいスパークリングが最も可能性があるとのこと。好調な売り上げを背景に店舗増を計画する和食店の新店舗でも、日本酒へのニーズは今後ますます高まると期待されている。

(シュトゥルマ・マルティン)

(チェコ)

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