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サンパウロ州のドリア知事が日系企業の投資を呼び掛ける

(ブラジル、日本)

米州課

2019年09月24日

東京の経団連会館で9月20日、ブラジルのジョアン・ドリア・サンパウロ州知事の来日に合わせた同知事との懇談会が開催された。懇談会には、ドリア知事に加えて、同州のジューリオ・セルソン国際関係局長、エンリケ・メイレーレス財務・企画局長、グスタボ・ジュンケイラ農務局長、同州投資誘致機関であるインベスチ・サンパウロ局長のウィルソン・メロ氏が出席した。

2019年1月に発足したジャイール・ボルソナーロ政権下で、サンパウロ州知事を務めるドリア氏は冒頭、サンパウロ州がブラジル最大の経済規模を持つ地域であることを強調した上で、ボルソナーロ政権下で進める企業の脱国営化について説明し、日本企業の積極的な投資を呼び掛けた。新政権の発足以降、ブラジルではさまざまな民営化計画が実行、予定されている(2019年3月19日記事2019年9月9日記事参照)。サンパウロ州内では今後も、港湾、道路、空港、都市間鉄道などの入札が予定されている。インベスチ・サンパウロのメロ局長によれば、10億ドルの投資を見込むサンパウロ市内の地下鉄8号線および9号線の入札が予定されており、募集要項などの詳細は2020年4月に明らかとなる予定。2020年8月には、サンパウロ市とアメリカーナス市間の130キロを結ぶ都市間鉄道の入札詳細が提示される。サンパウロ市からアメリカーナス市の間には、カンピーナス市やジュンジャイー市といった工業都市が存在し、これらの都市には数々の日系企業が進出している。さらに、ブラジル連邦政府が管轄するブラジル最大の取扱量を誇るサントス港や、サンパウロ州政府が管轄する原油輸入基地として有名なサン・セバスチャン港の民営化も予定されている。

サンパウロ州財務・企画局のメイレーレス局長は、ブラジルおよびサンパウロ州の経済見通しについて説明した。メイレーレス氏はこれまでに、中央銀行総裁や財務相を歴任している。

同氏によれば、2019年のブラジルのGDP成長率見通しは1.0%程度と緩やかな成長であるものの、数年後には2.0%から2.5%程度の成長が見込まれている。サンパウロ州の経済成長については、2019年1月から6月までの間で、既にブラジル全土の成長率の1.7倍の成長を遂げており、日系企業含む外資企業のさらなる投資により、州経済の活性化を目指す旨を強調した。

(辻本希世)

(ブラジル、日本)

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