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アリエクスプレス、フィンテック企業と共同でブラジルに期間限定店舗を開設

(ブラジル、中国)

サンパウロ発

2019年09月11日

中国の電子商取引(EC)大手アリババ集団の国外消費者向け越境ECサイト「アリエクスプレス(Aliexpress)」は9月6日、オンライン決済を仲介するブラジル企業EBANXと提携し、同社としてブラジル初となる実店舗を開設した。

店舗は、パラナ州都クリチバ市内のMuellerショッピングセンター内に開設された30日間限定のポップアップストアだ。アリエクスプレスによると、同社はスペインのマドリードに初の実店舗を開設している(2019年9月6日記事参照)。同社によれば、ブラジルは世界の5大消費市場の1つではあるものの、恒久店舗の開設計画はまだない、としている。

EBANX外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますは2012年創業。携帯アプリを使用してブラジル消費者の海外ECサイトへの支払いを仲介し、多様の決済手段を提供するフィンテック企業で、市場関係者の間では将来のユニコーン企業として期待されている。

ブラジル人消費者は、低所得者層を中心にクレジットカードを保有していない国民が多く、「ボレト」と呼ばれるブラジル銀行連盟(FEBRABAN)が規定する請求書で支払うのが一般的だ。ボレトは、銀行、郵便局、ATM、インターネットバンキングなどで期日までに支払う。EBANXは、携帯アプリを通じて海外ECサイトユーザーに対してボレトを発行するほか、国内クレジットカードによる分割払い、銀行振り込みなどブラジル消費市場で一般的な多様な決済手段を提供する。さらに、購入時のトラブルなどによる返金については、同アプリを通じて相応のポイントを付与する仕組みだ。同社は創業時からインターネットによるボレト決済を開始、アリエクスプレスのボレト決済は2013年から開始していた。

EBANXはさらに、中南米域内8カ国の分割払いを含め、100以上の決済方法を提供しており、今回のような海外ECサイトとの提携を進めている。同社ウェブサイトによると、同社はアリエクスプレス以外に、スポティファイ(Spotify)やエアビーアンドビー(Airbnb)など1,000以上の取引先を持ち、エンドユーザーは5,000万人に達している。

(大久保敦)

(ブラジル、中国)

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