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「トラック版ウーバー」KOBO360が3,000万ドルの資金調達、日系企業も出資

(ナイジェリア)

ラゴス発

2019年08月26日

トラック輸送デジタルプラットフォームを開発するナイジェリアのスタートアップ、KOBO360は8月13日、シリーズAラウンド(注)として総額3,000万ドルの資金調達を発表した。米金融大手ゴールドマン・サックスがリード・インベスターを務め、フォロー出資者として日系のAAICが運営するアフリカヘルスケアファンド(AHF)が名を連ねた(ファンド出資額は非公開)。日本からのアフリカ・スタートアップへの投資は、東アフリカでは活況を呈している一方で、ナイジェリアをはじめとする西アフリカで有力な事例はまだ少ない。今回の同社の出資は、ヤマハ発動機が6月にバイクタクシー配車アプリを開発するナイジェリアのMAX.ngへ出資したのに次いで、2例目となる。

KOBO360は、アプリを使ってトラックを配車し、物流の課題解決を図る「トラック版・ウーバー」だ。ナイジェリアでは小規模な運送会社や個人のトラックドライバーが物流の担い手で、多くの企業が原料や商品など積荷の手配に苦労している点に着目し、簡単かつスピーディな輸送手段の手配を提供している。オビ・オゾー氏とイフェ・オイェデレ氏が2016年にラゴスで創業し、地元や外資の大手企業を中心に着々と顧客を増やし、国際金融公社(IFC)や海外の有力投資家から出資を集めて急成長を続ける。

同社は、2018年11月に共同創業者のオビ氏がジェトロの招聘(しょうへい)事業で初来日し、アフリカのスタートアップに関心を持つ日系企業と複数の面談を行った。8月末に横浜で開催される第7回アフリカ開発会議(TICAD7)にも2人が来日し、29日のサイドイベント「日本・アフリカビジネスフォーラム」にも登壇する。イフェ氏は「AAICから話をもらい、日本からの出資を受け入れることができて非常にうれしい。これから、日本企業とは戦略的なものも含め、ぜひつながりを強めたい。TICAD7で日本に行くのが楽しみだ」とジェトロに語った。

(注)スタートアップ企業において、ベンチャーキャピタルなどが最初に出資する段階。

(山村千晴)

(ナイジェリア)

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