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武漢~大阪直航コンテナ船の航路開設を発表

(中国)

武漢発

2019年08月28日

武漢市で8月2日、関西地区と湖北省の交流イベント「対話湖北」が開催された(2019年8月1日記事参照)。同イベントで湖北省交通運輸庁は、2019年内に武漢と大阪を結ぶ直航コンテナ船の航路を開設すると発表した。これが実現すれば、中国の内陸部と日本を結ぶ、初めての直航コンテナ船が就航することになる。

交流会の調印式では、武漢新港大通国際航運やベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパンなどが、本航路の船舶代理や運航管理、プロモーション活動に関する協力協定を結んだ。

これまで、武漢と日本を結ぶコンテナ船は上海での積み替えが必要だったが、直航便が就航すれば、輸送日数を3日以上短縮できる。本直航コンテナ船の就航プロジェクトを進める武漢新港管理員会によると、11月下旬をめどに武漢と大阪を結ぶ直航コンテナ船「華航漢亜1」の運航が始まる。まずは500TEU(注)クラスのコンテナ船2隻を投入する予定だ。具体的な発着スケジュールはまだ確定していないものの、将来的には週1便の運航を目指して、今後さらに船舶を増やしていく予定。

武漢をハブに中西部への自動車部品供給を拡大

武漢新港管理員会の幹部は「航路開設後は日本の自動車部品は上海を経由せず直接、武漢に輸送することができる。また、日本から到着した部品を武漢で鉄道に乗せ換えて重慶市や四川省、湖南省などの自動車産業集積地に供給することもできるようになる。将来的には日本製の完成車を直接、武漢まで運び、そこから中国の中西部市場に供給するなど、物流のハブとしての利用を広げていく」と述べた。一方、武漢から日本へのコンテナ輸送については「武漢周辺省・市からパソコンや衣類、綿花、化学工業原料などを集め、日本向けに輸出したい」との方針を示した。

また、武漢に進出する日系物流企業の関係者は「直航コンテナ船が就航すれば、上海での積み替え時間がなくなり、物流のリードタイムを大幅に短縮できる。具体的にどのようなメリットがあるかを見極めながら、積極的な利用を考えたい」と高い関心を示した。

(注)20フィートコンテナの換算単位。

(片小田廣大)

(中国)

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