キャセイパシフィック、香港～新潟と香港～徳島便を冬期運航

香港の大手航空会社キャセイパシフィックグループ（以下、キャセイパシフィック）は8月1日、香港～新潟の直行便を10月30日～2020年3月28日の期間限定で週2往復（水曜・土曜）を新規運航すると発表した。また、香港～徳島の直行便を2018年に引き続き、11月9日～2020年3月28日の期間限定で再開することになった（注）。いずれもキャセイドラゴン航空が運航する。香港～新潟便は香港と新潟を結ぶ唯一の直行便となる。キャセイパシフィックの公式ウェブサイトでフライトを予約した場合、運賃は往復で4,144香港ドル（約5万5,900円、1香港ドル＝約13.5円）から。香港～徳島便は往復で3,594香港ドルからとなる。

キャセイパシフィックは香港～新潟便に関するプレスリリースで、「真っ白な雪国・新潟県の魅力を発見」と題し、香港人向けに新潟の観光PRを行った。山とスキーリゾートに恵まれ、「雪国」として知られる新潟県の海鮮料理、米、日本酒などのご当地グルメを堪能するプランに加え、毎年2月に行われる雪まつりや温泉を満喫するプランを提案している。

一方、香港～徳島便の運航再開に関するプレスリリースでは、「美しい四国への玄関口、徳島の魅力」と題し、日本3大秘境の1つ祖谷渓の冬景色と88カ所の霊場巡りを紹介し、徳島で「いつもと違う日本」を体験できるとアピールした。

（注）徳島県によると、昨今の香港情勢を踏まえ、就航開始時期は当初予定の11月9日から12月11日に変更となった（9月11日時点）。

（カン・カレン）