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飲食業・娯楽業の24時間営業が可能に、消費増に期待

(ウズベキスタン)

タシケント発

2019年08月05日

ウズベキスタン閣僚会議は7月25日、閣僚会議決定第624号(2019年7月24日付)「外食・娯楽施設の夜間における一般的安全性の提供に関する追加的措置について」を発表した。特定の安全上の条件の下、一部施設に限られていた深夜(24時間)営業の許可の対象を拡大する。施行は10月15日から。

今回の決定に記載された深夜営業許可のための条件は次のとおり。

  1. 店舗内部(従業員用スペース、出入口を含む)の防犯カメラの設置と最低30日間の記録データの保管。
  2. 店舗に隣接する区域、駐車場、その他区画(最低10メートル)における十分な照明の確保。
  3. 騒音基準の順守、防音措置の実施(もしくは夜間の音響機器の不使用)。
  4. 消火手段(設備・機器など)、応急処置キットの設置。
  5. 全ての見える場所に火事その他緊急事態時の避難ルート、救急連絡の電話番号の掲示。

上記要求に関する確認は店舗が所在する地区の内務省が実施する。このほか、防犯カメラによる録画データを政府データベース「安全な都市」に連動・統合させること、警察によるパトロール時には深夜営業店舗に一層の注意を払うこと、深夜営業を実施している店舗の統一リストを作成することなど、内務省を含む関係省庁に指示している。

ウズベキスタンでは現在、カフェ・レストランなどの飲食業の営業は午前0時まで。外国からの観光客に安全を提供できると認定された「ツーリスト・フレンドリー」資格を持つ数店舗のみ24時間営業が可能となっている。深夜営業の範囲が広がることで市民、観光客による消費のさらなる活発化が想定される。

写真 首都タシケント市内のウズベキスタン料理レストラン、現在は午前0時まで営業(ジェトロ撮影)

首都タシケント市内のウズベキスタン料理レストラン、現在は午前0時まで営業(ジェトロ撮影)

観光産業振興を所管する観光発展国家委員会はジェトロのインタビュー(7月29日)に対し、「『ツーリスト・フレンドリー』制度はあくまでパイロット的な試みで、対象店舗数が非常に限定されていた。今回は政府が示す条件の下、対象が一般に拡大される」と説明。外国人旅行客への利便性と観光の選択肢を増やすものとして、同委員会では今回の決定を歓迎している。また、同業種の企業経営者も決定を歓迎するコメントが多い。当局が認可を出すプロセスの透明性確保などが課題との声も上がっている(ポータルサイト「スポット・ウズ」7月29日)

(高橋淳)

(ウズベキスタン)

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