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シャープが最大調達額約226億円の案件を落札、裁判所の印刷サービス

(メキシコ)

メキシコ発

2019年08月15日

シャープとその販売代理店であるディストリー・コピーは7月12日、メキシコ連邦司法会議(Consejo de la Judicatura Federal:CJF)の大型調達案件を落札外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。契約内容は、向こう4年間の印刷・デジタル化・コピーサービスや複合機などの関連機器、コピー用紙などの印刷消耗品類の供給とメンテナンスなどだ。政府調達額は、最低23億1,952万ペソ(約125億2,540万円、1ペソ=約5.4円)、最大で41億8,835万ペソ(約226億1,709万円)となる。

8月7日付の「レフォルマ」紙によると、CJF下の裁判所(巡回合議裁判所、巡回裁判所、地区裁判所)(注)はメキシコ国内で合計約850カ所を数え、それらが入居する施設数は約250に上る。シャープとディストリー・コピーは、本契約によりメキシコ国内で2万1,972台のレーザーコピー機、デジタル化機器、複合機を供給する予定で、1カ月の平均印刷枚数は9,560万枚、デジタル化枚数は530万枚と試算されている。なお、本契約により2009年から2017年までの間にCJFが複数のメーカーから調達した印刷機1万6,000台、デジタル化機器5,000台、複合機1,600台がシャープ製に取って代わる。

これまで、CJF下の巡回合議裁判所、巡回裁判所、地区裁判所は印刷・コピーサービスの契約について、各裁判所がそれぞれ契約を結んでおり、契約期間は1年が通常だ。今回のケースのように、CJFとして契約を一本化し、単一の入札者と複数年契約を結ぶのは初めて。2018年実績で1億8,000万ペソに達した用紙の調達額について、CJFは2019年初においては例年どおり1年契約の入札を実施したが、経費削減のためにそれをキャンセルし、今回の入札実施となった。シャープは、レックスマーク(Lexmark)や他の日本企業、メキシコ企業など計45社を抑えて今回の入札を落札した。

(注)連邦レベルの司法権は、憲法第94条によって定められており、最高裁判所(Suprema Corte de Justicia de la Nación)、巡回合同裁判所(Tribunales Colegiados de Circuito)、巡回裁判所(Tribunales Unitarios de Circuito)、地区裁判所(Jusgados de Distrito)、選挙裁判所(Tribunal Electoral)がある。最高裁判所と選挙裁判所以外は連邦司法会議(CJF)の管理・監督下にあるため、今回の入札ではCJFが一括調達を実施できた。

(中井健太)

(メキシコ)

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